皆さん、こんにちは。
ちょっとしたネットワークトラブルで、MACアドレスの偽装を試してみたところ、トラブルが解決したので偽装の手順を備忘録として書いておきます。
やり方は、ArchLinuxのMACアドレスの偽装を参照して行いました。
NICのMACアドレスを確認する
偽装元になるNIC(Network Interface Card)のMACアドレスを確認し、メモしておきます。
$ ip link show <インターフェース名>
interface名は、偽装を行いたいネットワークインターフェースの名前です。
例: MACアドレスを確認する
$ ip link show en0
en0: flags=8863<UP,BROADCAST,SMART,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
options=400<CHANNEL_IO>
ether 14:9b:77:2f:1a:d0 ←MACアドレス
nd6 options=201<PERFORMNUD,DAD>
media: autoselect
status: active
MACアドレスを偽装する
以下のファイルを新規作成します。
- /etc/systemd/network/00-default.link
$ sudo vim /etc/systemd/network/00-default.link
- 記述内容
[Match]
MACAddress=14:9b:77:2f:1a:d0 ←MACアドレス(正規)
[Link]
MACAddress=14:9b:77:2f:1a:d1 ←MACアドレス(偽装)
NamePolicy=kernel database onboard slot path
再起動し、MACアドレスが変わっていることを確認します。
偽装後は、問題なく稼働しています。
今回は、以上です。